こんにちは。うつと3人の子供を持つ女、ぱなしのお玲です。
鴨志田ひよさんが、アパートから飛び降りをして、骨盤を折る大けがをされたそうです。
「毎日かあさん」(西原理恵子著)のぴよ美さんです。そう言うと、ご存じの方もたくさんいらっしゃると思います。母子の関係は、「毎日かあさん」のほのぼのしたイメージとは、かなり乖離した状態にあるようなのです。
私は、うつ休職期間中に、ひよさんのことを知りました。それからどうにも気になってしまって、西原さんの本は「毎日かあさん」全巻と、「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」を読んでみました。
「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」では、西原さんは、子供が小さいときにもっといっぱい抱きしめてあげたらよかったと書かれていました。
私は思ったのですが、これって、今ではできないことなのでしょうか。お互い生きているんだから、今からでもできると思うのです。離れていて身体的にはできなくても、特に精神的な意味で抱きしめてあげることはできるのではないのかな、と思うのです。
西原さんは、母親を卒業する「卒母」宣言をされたり、母親とは「元カレ」のようなものと書かれたりされていましたが、そこにはすごく違和感を覚えました。そんなことを言わず、母親のままでいてあげて欲しいです。なんというか、そういう、子供に寄り添う努力を放棄しないであげて欲しいと思ったのです。
ただ、親って、完璧ではないのですよね。結局、不完全で、だめな、一人の人間なのです。ひよさんには、それを認容して欲しいような、そんな気もします。これは、西原さんのためというよりむしろ、ひよさんご自身のためにです。
部外者がぶつぶつ言って、申し訳ありません。それに、何が原因でこの行動に至ったかは、ご本人しか分からないことです。でも、自分よりもとても若い子が、飛び降りするくらい辛い思いをしているのは、非常に悲しい気持ちになってしまうのですよね。
精神科に転院されて、少しでも楽な気持ちになってくれたらいいなと願っています。
追記
今回の記事を読まれた方は、翌日の記事につけられた読者様とのコメントのやり取りも興味深くお読みいただけると思います。今回の記事関連です。お時間があるようでしたら、こちらも一読いただけますと幸いです。
以上、
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
スター、読者になるボタンをお気軽に押していただけますと、更新の励みになります!