こんにちは。ぱなしのお玲です。
我が家は一家で4冊、精神の手帳を持っています。4冊手帳を取って、良かったなと思ったことについて今日はお話ししたいと思います。
この間、自宅に市役所の人が来たんですよ。
それでまぁ、家族構成とかを話す機会があったのですが、「子供3人いるんですけども、みんな手帳持ってます。私も手帳持ちです」というと、圧倒的に話が早かったです。
「あー、これは福祉につながるべき人だな」というのが迅速かつ明確に伝わります。これはすごく、手帳取っていて良かったポイントです。
手帳があるとないとでは全然違います。
だから、手帳は取れるんだったら取っておいた方がいいかなと思います。いざ、というときに意外と役に立ちます。自分の状況を客観的に公的機関が証明してくれたものになりますので、なんていうか、証拠として強いです。
前に、うつになる直前くらいのことなんですけども、職場で仕事の相談をしたときに「辛いのはみんな同じだから」って言われたことがあるんですよ。コロナとかで確かにみんな大変だったときのことです。
そのときは、なんかね、その言葉に丸め込まれちゃいましたね。
ぼんやりと「いや、それは違う」という気持ちにはなったんですけども、きちんとわかりやすく自分の状況を説明することができなかった。まぁ、今思えばうつに片足突っ込んでて、思考もまったくシャープではなかったんですけども。
あのとき、私に手帳が4冊あったら、それを引き合いに出して「いや、私の辛さは他の人とは明確に違う!」と主張できて、合理的な配慮を求められたんじゃないかと思うんですよね。あのときの私にこそ、この手帳を渡してあげたい。
で、コロナもいきなりだったじゃないですか。
つまり、コロナみたいな大変なシチュエーションにまたいつなるのか、誰も分からないということです。だから、動けるときに動いて、手帳まで取っちゃった方がいい。
なあに、使いたくなかったら使わないで置いとけばいいんですよ。お守りとして、あるだけで違います。
時折「手帳を持つと障害者と認定されちゃって、どうにも自己肯定感が下がりそうだから嫌だ」という人がいらっしゃるようです。
それに対する私の持論ですが「障害を受け入れたら次のステージに行けて、逆に自己肯定感が上がる」と思っています。
気になってググったら、「障害受容」という言葉があるそうです。
少し引用します。
障害受容の5段階
障害受容には次のような段階があるといわれています。
①ショック期:自分自身に何が起こったか理解できない状態。
②否認期:自分の障害から、目を背けて認めようとしない時期。
③混乱期:「怒り」・「悲しみ」・「抑うつ」などが現れる時期。
④解決への努力期:様々な事をきっかけにし、病気や障害に負けずに生きようと努力する時期。
⑤受容期:自分の障害をポジティブに前向きに捉えられるようになる時期。
もちろん、全ての人が同じような心理的な変化を経験するわけではありません。しかし、多くの方にこうした心境の変化が現れると考えられています。
ー総合リハビリ美保野病院HPより抜粋
こうしてみると、私は5段階の最後、⑤の受容期の段階にいるような気がします。すみません、だからちょっと上から目線で話しますが、ここまでたどり着くとすごく気持ちが楽になりますよ。
すごくポジティブで前向きな気分になりますので、たまにこういうおちゃらけブログを書いてお叱りのコメントをいただいたりもします。すみませんすみません。
ただ、こういう受容期の段階に全ての人がたどり着くべきか、と言ったらそうでもないのですし、手帳持つ持たないもまったく自由だと思います。
ただ、私は手帳あったらけっこういいよ、という自分の経験だけをお伝えしておきたいと思います。
昔のエントリーですが。
この頃はまさに③混乱期であったなぁ。「洗い」モードの洗濯機の中に入れられたようでした。
以上、
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
いつも感謝です(人•ᴗ•♡)