こんにちは。ぱなしのお玲です。
障害者雇用のお仕事の、面接を受けてきました。
どうだったか、を先に言うと、恐らく落ちたと思います。
完全に準備不足でした。用意していた質問はほとんど聞かれず、逆に想定していなかった質問をたくさんされました。
例えば、志望動機は聞かれなかったです。定番の逆質問(最後に何か質問ありますか?というやつです)の時間もありませんでした。自己PR、長所短所も、用意していったけど聞かれなかったですね。
では、どんなことを聞かれたかというと、大きく2つ。
業務と障害について、です。
面接官はL字型に5人座っていて、正面に座った3人からは業務と障害に関する一般的な質問を、左側に座った2人からは障害に関するツッコんだ質問をされました。
左側に座っていた方は、恐らく常勤の医師と看護師の方だと思います。さすがに知識をお持ちで、質問がエグかった・・・。これにやられました。
「ADHDの不注意特性があるということは、人よりもミスが多い、という認識でいいですか?」と聞かれて、なんて答えていいのかわからなかったです。
確かに多いんだけど、正直にそう言ったら採用されないですよね?
恐らく正解は、ある程度正直に認めつつ、「でもミスを減らすためにこんな工夫をしています」と前向きに答えるのがいいんだと思います。一応、そういう方向で答えたとは思うんですけども、説得力不足は話していて自分でもわかるので、どんどんしどろもどろになっていってしまった、という感じですね。
「今もクローズ就労で9年勤務していますので、なんとかできると思います」という方向に持っていこうとすると、「じゃあ、なぜわざわざ障害者手帳を取って、オープンで働こうと思ったの?」とツッコまれましてね。
答えるのは答えましたけども、まったく受かる自信ないです。
受かる見込みが少しあるとするならば、他に面接を受けに来ていた受験生の、お見かけした3名ともが男性だったことです。女性が多い職場というので、同性の方がいいかな?という場面でのみ、少しは良く思っていただけるかもしれないと思います。その程度です。
一応、どんな質問があったのかを思い出して書いておきます。
- 自己紹介
- 現職業務で楽しいこと、辛いこと
- 自分の障害について
- 求める合理的配慮について
- 障害をどの範囲の人までオープンにするか
- ADHDの不注意特性があるということは、人よりもミスが多いのか
- なぜオープン就労しようと思ったのか
- なぜ手帳を取得したのか
- 日常生活では不注意特性のためにどんな困ったことが生じるか
- どんなことでストレスを感じるか、それにどう対処するか
- パテーションや耳栓は必要か
- ジョブコーチについて知っているか
- 趣味について
受かった人には電話連絡、ご縁がなかった人には書面で通知だそうです。多分、今日までに電話がないようだったらやっぱり落ちたな、だと思います。
ところで、他に障害者雇用で働いている人の中には、自分の取扱説明書として「ナビゲーションブック」というのを作って配っている人もいるそうです。こういうのは、いいアイディアだなと思いました。
だって、自分の障害を自己理解しているっていうのが明確に伝わりますし、面接ではそのナビゲーションブックを元に質問されるだろうから、受け答えがしやすそうです。私も作ってみようかな。
以上、
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
いつも感謝です(人•ᴗ•♡)