こんにちは。ぱなしのお玲です。
先日の障害者雇用の面接の質問の1つに「耳栓、パテーションなどの配慮は必要か」っていうのがありました。
発達障害って、いろいろ感覚過敏なところがあって(逆に感覚鈍磨なところもあるんだけどそこは一旦置いておいて)、聴覚過敏、視覚過敏などの特性を持つ人も多かったりします。
だから、「ガヤガヤと人が多く、話し声もする職場ですけども、そのままで集中できますか?それとも何か配慮がいりますか?」ということを聞かれたのだと思います。
でも正直、そんなことは、実際にやってみないとわからないです。
仕方ないので、一応、NOとお答えしておきました。障害者雇用での採用なので、困ったことがあったら後から相談と調整もできるはずで、特に問題はないでしょう。
ただ、その時に思ったんです。
「あぁ、耳栓は合理的な配慮なんだ。私はそれを要求してもいいんだ」って。
そこまで自分がひどい聴覚過敏だと感じたことはないんですけども、そんな私でも耳栓が必要になるときがあります。
家に子供が複数そろっているときです。
子供ってまぁ、基本的にうるさいイメージがあるんだと思うんですけども、発達障害の子って、特別にうるさいです。なぜかというと、声のボリュームの調整が難しい特性があるんですね。
私は大人ですけども、気をつけていないと「声が大きいよ」と注意されちゃうときがあります。興奮していると、特にその傾向が強いです。大人でもそうなので、子供なんかはなおさら、大体いつも声のボリュームが大きくなっちゃうんですよね。
理解はしますが、うちの子供の声が、本当に騒音で、苦痛に感じます。
特に、私はマルチタスクが苦手という特性も併せ持っていますので、家事をしているときにその騒音があると、本当に本当に辛いんです。
それで(そのときは合理的配慮という言葉も知らなかったですが)、自分なりに考えて、耳栓を使用したことがあります。その時は家事がはかどって快適だったんですが、夫が嫌がりました。
夫は定型なので、私の辛さが分からなかったんですよね。あと、常識人なので、耳栓をつけるのはおかしい、という考えで「ありえない」と強い口調で言われました。
それでそこから耳栓は封印していたんですけども、ここ数日、「これは合理的な配慮だから」と開き直って、イヤーマフをつけるようにしたら、やっぱり快適です。
うるささがいい具合に軽減されるし、家事に集中できます。人の声もちゃんと聞こえるから、意思疎通に問題はありません。

今は試しに子供用に買ったイヤーマフをつけていますが、これで 問題がないようだったら自分用のを購入してもいいかもしれないです。
夫にも説明をしてみて、理解されるなら良し。されなくても、今回は折れずに使用を続けていこうと思います。誰かの常識のために、自分が辛いままでいるのはおかしいと思うので。
キッズ/大人兼用。私は問題なく使えましたが、男性にはキツイかもしれません。耳栓より断然イヤーマフ推奨、遮音効果がレベチです。
以上、
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
いつも感謝です(人•ᴗ•♡)