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聖ヒエロニムスとアトリビュート

こんにちは。ぱなしのお玲です。

 

最近、絵の勉強をしようかなーと思っています。きっかけは、えりんぎさん。

erieringi.hatenablog.com

 

ルーブル美術館に行ったえりんぎさんが、絵画を何点か紹介してくれているんですけども、私、美術はよくわからないのですよね。

 

高校では選択は書道にしたし(美術・音楽・書道から選べる)、世界史は1年分しか履修していないし(日本史選んじゃったので)、西洋美術に対する教養に乏しいんです。今振り返ると、美術とその背景知識になる世界史を学んでおけば良かった。

 

だから、えりんぎさんの記事を読んで「私が今ルーブル行っても、えりんぎさんほどには楽しめないのかも。なんて残念なの!」と思ったのが、学びたいと思ったきっかけです。

 

今はよくわからなくても、これから知識を増やしていったらいいですものね!

自分、まだまだコッカラッス!

 

というわけで、仕入れたアート知識はこちらでご紹介していきたいと思います。

本日の作品は、これ。

 

『聖ヒエロニムス』

 

頭上が光っているので、聖人なのだなということはわかりました。一目見たときの私の感想としましては「おじいちゃん聖人がライオンの片手を取って、爪でも切っているところかしら?」

 

解説を読むと、ヒエロニムスは341年、現在のクロアチアで生まれた神学者で、彼にはよく知られたエピソードがあるんだそうです。

 

「あるとき、ヒエロニムスのいる修道院に傷ついたライオンが入ってきました。彼がライオンの棘を抜いてやると、そのままいつき家畜のようになって、聖人の忠実な友となりました」というものです。

 

爪切っているんじゃなくて、とげを抜いてあげていたんですね。

 

そんなわけで、聖ヒエロニムスが描かれるときは、ライオンも一緒に描かれることがあるんだとか。そしてそのことを「アトリビュート」というそうです。

 

アトリビュート

持物(じもつ)ともいう。表現された神や人物、寓意像が誰かを示すため、慣用的 にその神や人物、寓意像と結びつけられた動植物や物のことをいう。 例えば、ヴィーナスがバラ、大天使ミカエルが天秤といったように。

 

なるほど。ライオンが描いてあったら、この人は聖ヒエロニムスなのだと誰でもわかるというわけですか。

 

あー、わかりました。これは、あれですね。私が適当なうまへた絵を描いて、それに矢印つけて「聖ヒエロニムス」って書いとくやつと同じ役割をしているということですね?

 

「ライオン」 = 「←聖ヒエロニムス」

 

確かに絵に「←聖ヒエロニムス」って書けないですもんね。代わりにライオン描いておいてくれる親切心ということなんでしょう。

 

他に聖ヒエロニムスを描いた絵にライオンがいるのか確認してみました。

こちらをご覧下さい。

『荒野の聖ヒエロニムス』

レオナルド・ダ・ビンチが描いた未完の作品です。確かに、足下にライオンいますね!

なるほど~。

 

というわけで、今日はアトリビュート(持物)について学びました。

 

 

 

以上、

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

いつも感謝です(人•ᴗ•♡)