うつと発達障害の子3人を抱えても、私は楽しく生きていく。

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精神疾患との向き合い方:当事者家族編

こんにちは。ぱなしのお玲です。

 

えごぴんさんの昨日のブログ、すごく良かったです。

egoistpink247.hatenablog.com

 

当事者家族として正直なお気持ちを吐露されていらっしゃるんですけど、そこに当事者の方からの温かいコメントがいくつも寄せられていて、私、とても心が動かされました。めっちゃいい話!

 

それで、私もうつ病の当事者として、当事者家族である当時の夫のことなどをお話ししたいなぁ、という気持ちになりました。

 

私がうつの期間、夫がどうだったかというと、3人の子供の育児と家事を一手に引き受けてくれました。共稼ぎなので、それまでは各自出来ることを分担していたのが、一転夫のワンオペになりました。

 

特に、私は子供の大きな声もちょっと怖く感じていたので、うつがひどい間は、子供との接触は本当に必要最小限といった形でした。幼くてよくわかっていない次男が時々ちょろちょろ構って欲しくてやって来ては、「お母さんは今具合悪いんだから」と夫に注意されていました。

 

夫としてはワンオペが大変で余力が無かったのだと思いますが、私にはあまり構わずにいてくれました。普段とあまり態度が変わらないというか、風邪で具合が悪い人に対する接し方みたいな感じでした。体調は気遣うけど、そこまで大げさではないというところですね。今思うと、それが良かったのかもしれません。

 

それから、土日に子供達を公園に連れ出してくれたのも助かりました。私は体調を見て、ついて行けそうだったら車に一緒に乗せてもらって、行った先で別行動をさせてもらいました。子供達はどこかへ遊びに行って、私は持っていったアウトドアチェアや敷物の上に座って、ぼーっと景色を眺めていました。楽しそうな家族連れとか、木の枝の隙間から光が射してくる様子とか、水の煌めきとかをただただ見ていました。

 

振り返ってみると、わりとマインドフルに過ごせたんじゃないかと思います。家にいても、一人孤独に不安と戦うだけですから、外に行けるのは良い気分転換になりました。

 

夫はワンオペ頑張ってくれたんですけども、家庭の負担が増える分、仕事の負荷を減らしました。勤務を時短に変えたのです。次男がまだ小学校入学前でしたので、育児短時間勤務が使えたため、その制度を利用しました。

 

夫は9時過ぎに出勤して16時過ぎに帰宅するようになりました。この勤務体制は、実は今も続けています。復職後の私の体調がどうなるか、読めなかったからです。もちろん勤務時間が減ったため、家計は赤字ですが、今までの貯金を取り崩して生活しています。私もだいぶ回復してきたし、次男の小学校入学によりそもそももう育児短時間勤務は取得できなくなるため、4月からは、フルタイム勤務に戻します。家計もきっと黒字化することでしょう(そうでないと困っちゃう)。

 

それから、勤務時間が大幅に減って余裕が出来た分、夫はランニングにハマるようになりました。筋トレとかストレッチもして、走るためのコンディションを上げていっています。こんな本も買って、走りを追求していました。


 

 

そういうわけで、夫は決してすべてを頑張ったわけではありません。うまいこと調整してやってくれました。感謝ですね。

 

  • 手を抜くところは抜いて、気長にやる(頑張りすぎない)
  • 気遣いつつも、寄り添いすぎない(適度な距離感)
  • 思い詰めずに、自分も楽しむ(心の余裕)

 

このあたりが、夫は上手だったのかなと思います。

 

精神の病気って、思ったよりも回復に長くかかります。一朝一夕には良くならないのですよね。当事者もそりゃあ病気で大変しますけど、当事者家族も気苦労が絶えませんよね。しんどいときは、ブログにはき出したらいいと思います。私も、今後もそうしていきたいと思います。

 

 

 

以上、

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

いつも感謝です(人•ᴗ•♡)