こんにちは。ぱなしのお玲です。
最近、ストラテラ(アトモキセチンではない純正)のおかげで、ADHD的な困った症状が消失しています。本当に喜ばしいことです。今まで飲まないでいただなんて、人生損してきたなぁ、と思うくらいに良いです。
でも、これに慣れてしまうと「じゃあ私はどんなことに困り感を感じていたんだっけ?」というのが忘れがちになるので、ちゃんと記録として残していこうと思いました。思い出して、書いていきます。
今日は、「人が話しているのに、遮って話し出してしまう」ことについて。
この症状は、説明を加えるでもなく、読んだそのままなんですけども、一応補足しておきますと、これには理由があります。
- 衝動性
- ワーキングメモリの低さ
衝動性については、まぁ、待てないんですよね。人の話が終わるのを。「あ、この話したい」と思いついちゃったら、ウズウズが止まらない。自己弁護しますと、それでも少しは待つんですよ。少なくとも、待とう、という気持ちはあります。それに「人の話を最後まで聞かないのはいけない行為だ」という認識もあります。
でも待てない。
だって、それで待てたら障害じゃないんですよ。自分のコントロールの範囲内って事ですもんね。理性でも抑えきれないほどの激しい衝動性、それがADHDの特性なのです。
だから、決して社会性の足りないだめなやつではないんですよ。わかっていても、できないんです。むしろ、理解しているからこそ、後で落ち込むんです。「なぜ、また自分を抑えきれなかったんだろう」って。
だめなやつではないです。障害を抱えた一人の善良な市民なんです。
あとは、ワーキングメモリの低さも関係しています。
「あ!この話、早く言わないと、忘れちゃう!」という危機感があるんですね。早く話し出さなきゃ、と気持ちがすごく前のめりになっちゃうのもいけないと思うんです。まぁ、たいした話しではないとは思うんですけども、その危機感が衝動性に上乗せされて、結果的に人の話を遮って話し出す、という行為につながっています。
どのくらいワーキングメモリが低いかって言うと、例えば、知らない土地で誰かに道を聞きますでしょ?色々説明してくれる、次の曲がり角を右で~~、ていう最初の指示しか覚えられない。だから、曲がり角を右に進んだら、そこでまた誰かをつかまえて、また同じ事を聞くんです。
ただのアホかな、と思うでしょ?頭は悪くないんです。ちゃんと国立大も出ています。頭の良い、悪いではないんです。短期記憶が恐ろしく弱いんです。
ストラテラのお陰で、衝動性がなくなり、落ち着いたので、今は人の話は最後まで聞けます。集中力が上がったので、ほんの少しは短期記憶も上がっているかな、というところです。本当に、後で落ち込む反省会の回数が極端に減ったので、それだけでとても楽な気持ちです。
以上、
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
いつも感謝です(人•ᴗ•♡)