うつと発達障害の子3人を抱えても、私は楽しく生きていく。

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障害者雇用:人材派遣会社の営業さんとやり取り

こんにちは。ぱなしのお玲です。

 

早速、人材派遣会社の営業さんからお電話をいただきました。先日本登録した内容のヒアリングが目的です。

登録内容と志望動機の確認で、約1時間かかりました💦

そこで今日は、

人材派遣会社の営業さんとの会話

について、書いてみようと思います。

 

 

 

「どうして辞めたんですか?」に答えていく

私の職歴を振り返りながら、「この会社はどうして辞めたんですか?」とかいう先方の質問に答えていきます。

 

一般的にADHDを抱えている人は、仕事が長続きせず、転職の機会が多い傾向があることが知られています。

 

かくいう私も立派なADHDなので、ご多分に漏れず、転職経験は多い方です。

 

でも退職届は、一度も書いたことがありません。

 

だから、「この会社はどうして辞めたんですか?」という質問は、あんまり好きじゃないです。

 

好きじゃないですけど、相手を納得させて、かつ、あまりマイナスの心証を与えないような理由を考えて話すことは、一応、出来ます。

 

例えば、

  • ワーキングホリデーに行ってみたかったから
  • お友達に「東京に来てみないか」と誘われたから

といった理由です。

 

そのようにお伝えすると、内心どう思っているかはわからないですが、とりあえず、納得はしてもらえます。

 

確かにそれは嘘ではないのですけれども、じゃあなぜその行動に出たかと言ったら、それは「本当は仕事が上手くいってないから」ですよね。仕事が上手くいって、楽しくやっていたら、わざわざそんな、生活をガラリと変えるようなこと*1、していたかどうかはわかりません。

 

ただ、正直にそう伝えてはいけないのだろう、ということはわかるので、前述のようなマイナスイメージのない理由に置き換えて話します。

 

あんまり職歴が増えるよりもいいのかな、と思ってあえて記入を省いた仕事もあります。数年間、職歴の空白期間は生まれますが、その時期にちょうど結婚、出産したので、まぁ説明はつくかな、と思って。思った通り、うまくいきました。

 

勤務歴の長さは正義

そして、現職ですが、今年で9年目を迎えます。人生の、勤務最長記録を日々更新しているところです。

 

確かに、途中で産休育休・病休を挟んではいますが、それを差し引いても今までで一番長く働けているので、これには自分でも非常に満足しています。

 

「今までの職歴は短いものが多かったけれど、働こうと思えば腰を据えて働くことも出来る人間なんですよ」ということが証明できて、嬉しいです。

 

えらい。

 

営業さんからも、ここにはつっこみが入らず(誉めもされんかったけど。もっと誉めて!)、良かったです。やっぱり、勤務歴の長さは、正義。

 

転職理由を考える

こうして、今までの経歴の振り返りはなんとか、終わりました。

お次は、どうしてこの仕事に応募したのか、転職理由を説明します。

 

これは、なんと言っていいか迷いました。正直に言うと、

 

「同じ年収で、仕事が楽そうだったから」

 

に尽きますが、そんなにぶっちゃけていいのでしょうか。ごまかしながら、ごにょごにょ言っていたら、案の定

 

「転職理由が弱いですね」

 

と言われてしまいました。ここでは、相手を納得させることはできなかったです。

 

でも、先方はそれが仕事なので、一緒に転職理由を考えてくれました。

 

「4月からフルタイムに切り替わるため、残業も発生してしまう。そこで、家庭との両立を図るため、残業のない仕事に転職を希望している。」

 

NO 残業。

 

おぉ~~。素晴らしいんじゃないでしょうか?嘘も混じっていないですし、これでいくことにします。

 

「必要な配慮」は書かないといけない

本登録の際は、「必要な配慮」欄に何を書いていいかが思いつかず、「特になし」としてしまいました。

 

これ、気になったので営業さんに聞いてみたんですよ。相手企業にどんな印象を与えますか?って。そしたら、

 

  • 自分の障害に対する理解度が低いのではないかと思われる
  • あえて障害者雇用枠で応募する必要が無いのではと思われる

 

という回答でした。なるほど~。

そこで、二人で相談して、

 

「家庭のことが主な発症の理由と考えられることから、家庭との両立を図るため、残業には配慮して欲しい」

 

ということをお伝えしよう、ということになりました。もともと、残業はないという職場なので、ないのは予めわかっているんですが、ここで何も配慮を希望しないよりもましだろうということになりました。

 

電話を切ってから考えた

そんなわけで、約1時間に及ぶヒヤリングが終わりました。すごく、有意義な時間でした。

 

人材派遣の営業さんって、とにかく案件を紹介して、応募を勧めてくるみたいなイメージでしたけれど(今後そうなるのかもしれませんが)、自分のことを振り返る良いきっかけになりました。

 

電話を切ってから考えたのですが、私は病気になってからストレス耐性が低くなってしまいました。だから必要とする配慮は他に、

 

「大きな声は出さず、穏やかな口調で話して欲しい」

 

とかも言っていいですかね。こんなの当たり前かな、とも思いますけども、後で営業の人にメールでお伝えしてみようかなと思います。

 

あと、ストレス耐性が脆弱になってしまったために、以前よりも

「目標に未達になることのプレッシャー」

「ミスに対するプレッシャー」

をより感じるようになってしまったのかな、とも思います。だから、転職を考えているんだろうな、ということに思い至りました(遅い)。

 

私は今の仕事の、プレッシャーが嫌なんだ

 

という気づきを得ました。だから、

 

  • キツイ目標設定がない仕事
  • 簡単で、私でもミスをしないような仕事

 

を求めていたんだなぁ。

 

最後に

それにしても、仕事をつづけながら職探しするのって、考えたら今までで初めての経験なのです。これ、いいですね。人材派遣会社の人とも、フラットな関係性を保てますし、いい案件が見つからなかったら、現職を頑張るモチベーションにもなります。

 

これから3月にかけて、求人案件は増えていきそうですから、この調子でアンテナを張りつつも、今の仕事も手を抜かず、ぼちぼちやっていきたいと思います。

 

 

 

以上、

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

いつも感謝です(人•ᴗ•♡)

 

 

 

 

*1:発達障害の人は、リセット癖があると言いますけど、転職もその現れなんでしょうね