こんにちは。ぱなしのお玲です。
面白い記事があったので、シェアします。
開成高校から東京大学の文科一類に進学し、塾講師を経て、現在はほぼ専業主夫で4人の子供を育てているという男性の話。
お子さん4人も育てているなんて、よっぽど子供好きかと思いきや、むしろ子供は嫌いだったという男性。
塾講師をしている中で、「できない子」はどうしてこんなに「できない」のか、その謎を解き明かすべく、いわば「実験」として子供を作ったという。一見これだけ読むと炎上しそうな内容なんだけども、なかなかどうして面白いから、一読の価値あり。
ちょっと、私が面白いと思ったところ、共感した部分を抜粋していきます。
そうなのよ。
うちの長女は「○○ちゃんは、すごい文武両道で」「どんな風に育てているんですか」と他の方から誉めていただくタイプの子なんですけども、私、全然勉強しろとか言ったことないんです。自分で勝手にやるんです。むしろやり過ぎだから、もうやめて外で遊んで来なよ、と言ったことならあります。
今はバレーと陸上もやってますけど、自分でやりたいことを見つけてきては、いつの間にか始めだして、バレーなんか地区の選抜メンバーに選ばれるくらいの実力のようです。
絵も好きで、すごく凝った作品を仕上げるから、読書感想画コンクール出品の学年代表に選ばれたりとかもしています。
私がやったことと言ったら、大きく産んで大きく育てたことくらい。
一方で、長男は、興味関心の幅が狭くて、ゲームは好きでとっても注力するんですけども、その他は全然です。言ったら「ゲーム以外は安定の低空飛行」状態。
(ちなみに児童精神科の先生にこの言葉を伝えたら、なんでかすごくウケてて、受診間隔が延びました。どうやら悪くない状態らしい。)
長女と長男で、育て方を変えたか、って言ったらそんなことはないですよ。だから、きっと子供によるんです。子供の、持って生まれた性質によるところが非常に大きい。
うちの子は、そろって発達障害です。興味関心のあることにはすごく注力できるんだけど、興味関心がないものは全然取り組めない。
興味関心の幅が、勉強と、運動と、絵と・・・っていっぱいある子と、ゲームしかない子の違い。これがここでいう「エネルギー量の差」なのかな、と思いました。
それでも長男は、ゲームについては興味関心があって、それを通じてお友達と仲良くやっているようだし、まだ良かったです。多分、何にも興味関心がない子もいるんだと思います。低空飛行すらできない、飛べない子。飛びたくない子。
子供も色々ですよね。
私は、子供をどうこうしよう、というのはもう手放しました。子供は子供で勝手にやってくれ。だって君たち、結局なるようにしかならんじゃろ?
衣食住は確保するし、必要があれば児童精神科にもつなぐけども、基本的に大事なのは私なので。私に無理のない範囲で関わるだけです。
私の場合も、エネルギー量が少ない人ということになるかもしれないですね。まぁ、もともと多くなかったんだろうけども、うつをやったことでさらに削られた感じがします。