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韓国映画『82年生まれ、キムジヨン』を見た感想

『82年生まれ、キムジヨン』をアマゾンプライムで見ました。

 

映像:オフィシャルHPより

実は昨日から風邪を引いていて、今日は仕事を休んだのです。というわけで、ちょっとボーッとする頭で、前から見ようと思っていた韓国映画を見ることにしました。

 

 

あらすじ

主人公のキムジヨンは、一人娘に恵まれ、仕事を辞めて専業主婦として暮らしていた。生活には満足していたが、時々閉じ込められているような、憂鬱な気持ちになることがあった。

 

一方、ジヨンの夫は、妻が時折、別人が憑依したかのように振る舞うことに悩んでいた。

 

病気の自覚がないジヨンは、フルタイムの仕事を見つけてくるがーーーー。

 

男尊女卑な風土の中で、学生時代、就職、出産、再就職といったライフステージにおける女性の生きづらさを描いた作品だと思います。

 

韓国の少子化、その背景が見えた気がした

韓国では、少子化が進んでいます。2022年の合計特殊出生率(1人の女性が障害に出産する子供の数)は0.78と、日本よりも断然低いです。

 

映画では、義理の実家、自分の実家と、行き来したり、頻繁に電話でやり取りする様子が描かれていました。両家の親との距離感が、すごく近いんですよね。それで当然のごとく古い価値観を押しつけてくるわけです。

 

嫁は早朝から家事仕事をするもの、男は家では何もしなくていい、女の子よりも長男が一番大事みたいな価値観です。

 

そうした昔ながらの価値観は、職場にもあります。能力があっても女は出産するから、長期的な仕事は任せられないとか、男が育休を取ったら出世は見込めない、みたいな話がどんどん出てきます。

 

こういう感じだと、現代の女性が子供を産みたがらなくなるのはわかりますね。だって、自分への負担が、すごく重くなりますから。

 

一人っ子の子育ても大変そう

私は3人子供がいますが、一人っ子を育てるのも、けっこう大変そうだぞ、と思いました。

 

子供が3人いるって、家庭の中で大人の数よりも子供の方が多いわけだから、もうぐちゃぐちゃな状態が当たり前というか、いろんなことができなくて当たり前なんですよね。良く言うと、ちょっと肩の力が抜けた状態で、仕事・家事・育児に取り組めるわけです。

 

でも子供が一人だけだと「これなら全てを完璧に両立できるんじゃないか」みたいな幻想に取り憑かれる事もあるんじゃないかな、と思ったんです。スーパーウーマンみたいなロールモデルも、探すといたりするのが余計に厄介だったりして。

 

コン・ユがかっこよかった

などと真面目なことを考えつつも、夫役のコン・ユがかっこいいなー、と思って見ていました。セーターを押し上げるあの胸筋!はぁーーー、良い。

 

今度本も読んでみよう

元々は本が売れて、それがヒットして映画化になったようなんですね。小説と映画ってけっこう別物だったりするので、今度は小説の方も読んでみたいな、と思いました。

 

 

 

以上、

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

いつも感謝です(人•ᴗ•♡)