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全ての感情は認められたがっている

こんにちは。ぱなしのお玲です。

リワークスタッフの方が「全ての感情は気づいてほしいと思っているそうですよ」とおっしゃったことがあります。

 

私、けっこうな妄想しがちなタイプみたいで、何か聞くと、ついイメージが瞬時に頭の中を駆け巡ります。このときは、大きく「喜」「怒」「哀」「楽」と書いたお面をそれぞれかぶった小さな人間達が、ポンッと頭に浮かんできました。堂々と手を振っている子、大声でこちらを呼んでいる子、ドアの隙間からこちらをそっとうかがっている子・・・。

 

おっと。いかんいかん、今はリワークの時間だった。

妄想を振り払ってこのときは終わりましたが、その言葉が妙に頭に残っていました。

 

後で改めて考えてみたんですが、「全ての感情は気づいてほしいと思っている」よりも一歩進んで、私は「全ての感情は認められたがっている」のではないかと思うようになりました。

 

以前「3割余裕をつくるライフハック(発達凸凹子育て編)④〈全7回〉」という記事で、アンガーマネジメントがなかなかうまくいかなかった話を書いたんですが、アンガーマネジメントの考え方って、「怒り」=悪い感情。だから、どげんかせんといかん。って発想なんですよね。

 

私の「全ての感情は認められたがっている」理論では、違います。全ての感情は正しいのです。今の私の状況だったら、そう思って当たり前だよね。そう言って、どの感情もまずは受け入れてあげるんです。

 

また先ほどの妄想の話になりますが、喜怒哀楽の「喜」と「楽」の子はいつも勝手にピョンピョン飛び跳ねているので、特にケアしてもあげなくて大丈夫。「怒」と「哀」の子は、うんうん、そうだよねー、わかるよー。あなたは悪くない。だって、この状況では誰だってそう思うよー。と一度受け止めてあげる必要があるんじゃないかと思います。

 

この理論、けっこう確からしいと思っています。あくまで自分を実験台にした結果ですが。

 

子供に怒ったとき、しばしば私は後から振り返って、自己嫌悪に陥るときがあります。「なんであんなに怒っちゃったんだろう。考えてみたら、そこまで大したことなかったのに」という具合です。

 

怒り=悪と思っているから、悪いことをした自分が嫌になるんですよね。反省と言うより、自責という感じで、これって気持ち的にけっこうしんどいです。

 

でも、イラッとしたときに、「怒って当然だよ、だってこの状況だもん」と思ったら、あんなにうるさくまとわりついていた「怒」が頭の中からスーッと消えていきました。

 

「全ての感情は認められたがっている」理論、どうでしょうか。ちょっと頭の片隅にでも置いてやって、イラッとしたときに実験していただければ幸いです。結果がどうだったか教えていただけるともっと嬉しいです。

 

以上、

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

 

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