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定型発達のルール、非定型発達のルール

こんにちは。ぱなしのお玲です。

 

昨日の記事で、「定型発達の解説本が読みたいのだ」という思いを書きました。その後で、ネットで調べたりして、定型とはこうなんじゃないか、非定型とはこうなんじゃないか、というのをしつこく考えてみて、一応の結論が出ましたので、披露したいと思います。良ければ、それぞれのお立場にたって、これは違う、とかこれは合っている、とかを教えていただければ、ゴリゴリ修正を重ねていって、正解に近いものができあがるのではないかと思っています。

 

私は、定型と非定型は違うルールの下で生きている気がしてて、そのルールがお互いクリアに見えないのが問題なような気がしているんですよね。そのルールが分かれば、それなら仕方ないね、とお互い理解し合える部分があるのではないかと思うのです。

 

それではいきますね。

 

 

【定型発達】

「波風を立てない」が一番大事なルール

 ルールから導き出される最適解

  • 変革を嫌う
  • 慣習に従う
  • 空気を読む
  • 平気で嘘をつく
  • 長いものには巻かれる
  • 柔軟
  • あいまい
  • 浅く広く
  • みんなと同じが安心

 

【非定型発達】

「自分なりの正義を貫く」が一番大事なルール

 ルールから導き出される最適解

  • 良くなるなら変革は厭わない
  • 納得できないルールには従いたくない
  • 一度納得したルールやこだわりを大事にしたい
  • 空気が読めない
  • 嘘がつけない
  • 長いものには反抗したくなる
  • 杓子定規
  • 白黒はっきりさせたい
  • 狭く深く
  • みんなと同じにはなれない(できない)

 

定型の人は、「大多数の人と、本当のところはどうあれ、表面上は仲良くやっていきたい」という指針で動いているような気がします。「波風立てない」がルールだとすると、ルールから導き出される最適解の箇条書きは納得できます。平気で嘘をつく、というのは、別にたいした嘘ではありません。社交辞令とか、お世辞とか、そういうものです。うーん、例えば誰かが「私太ったんだよね」と言ったとしますよね。そこでは確かにな、と思っても「そんなことないよ。全然そうは見えないよ」と言うじゃないですか。あれです、あれ。

 

一方非定型の人の、「自分なりの正義を貫く」というのは、一見ワガママなようですが、「自分にも他人にも誠実でありたい」という思いがあるという気がします。まぁ、実際のところは、いくつかの選択肢の中からそれを選んでいるわけではなく、不器用でそれしかできないから仕方なくそうしているだけ、というところがあると思われます。先ほどの例えで、誰かが「私太ったんだよね」と言った場合、「そうだねー、太ったねー」と答えます。その方が誠実だからです。でも、定型のルールからは明らかにはみ出しているので、変な人、きついことを言う、遠慮がない、などと思われて距離を取られてしまうのだと思います。

 

定型と非定型、それぞれルールが違いますが、議論もなく、多数派の定型ルールが世の中の基本ルールとして制定されてしまっているのが問題だと思うのですよね。問題だというのは、非定型の生きづらさにつながっている、という意味です。そして、こんなこと、誰からも教えてもらえないですからね。

 

これがわかったら、非定型は定型のムダに思える会話の謎も解けるし、定型は非定型が「妙に尖ってる」ように見えるときに、あー、はいはい。例のよく分からないルールを守っているのね。とスルーできるようになって、平和になるのかも。私は私で、「これ言う?言わない?」の2択状況でどちらかを選びやすくなって楽だなぁと思います。

 

 

 

以上、

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

 

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