うつと発達障害の子3人を抱えても、私は楽しく生きていく。

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子供を持つことのメリットデメリット

こんにちは。ぱなしのお玲です。

 

 

昨日「私の理想の家」という記事を上げたんですが、その後ふと気になって、夫に理想の家を尋ねてみたんですよ。すると、けっこう夢のある回答が返ってきましたので、最後に追記しておきました。夫に興味のある方は、是非どうぞ。夫の趣味がちょっとわかります。やっぱり、自分で住宅完成見学会に申し込むような人は自分の理想像をちゃんと持っているのねー。なんだかキッチンがやけに解像度高かったです。

 

 

さて、いよいよ今日はこどもの日ですね!そんなわけで今日は子供を持つことのメリットデメリットについて考えたので、ざっくばらんにお話させてください。なお、かわいい、とか、お金がかかる、とかそういう当たり前っぽいことは除外してお届けします。

 

 

【メリット】

半ば強制的に成長させられる

やりたくないことでも子供ができるとやらざるを得なくなることっていっぱいあります。例えば、送迎のために車の運転とか。体育着のゼッケン付けやら、クリスマスの靴下づくりやらのために、裁縫とか。無理くり経験値あげさせられるので、嫌でも成長できます。

 

子供が毎年1学年上がるので、つられて4月になると成長した気になる

子供の学年が1つ上がるごとに、なんとなく自分も成長した気になります。今年で親になって○年生か、私も大きくなったな、みたいな感じです。お仕事されている方は、新入社員が入ってくる度にそんな気持ちになりませんか?あれです、あれ。

 

行事をちゃんと気にする

大人になると季節の行事なんて、やらなくなりますよね。ところが、子供がいるとその辺きちんとやるんです。七夕に短冊書いたりとか、ひなまつりにおひな様を飾ってみたりとかね。そういうイベントが多いので、より四季を意識しやすくなります。そういうのがあると、暮らしがちょっと華やぎます。

 

流行りが分かる

運動会なんかで使われる曲って、毎年ちゃんとアップデートされるので、「今はこの曲がはやってるのかー」というのがわかります。それで、覚えたいからと言われて、車の中で延々リピートさせられるので、親も覚えます。去年は、Mrs. GREEN APPLEの「ダンスホール」を覚えました。

あと、最近の子はレベルのことをレベって言うんだな、とかもわかります。なぜきちんとレベルって言わないの?ルだけ省略するのなんでなん?

 

友達が増えた

ママ友と仲良くなってランチ行ったり、お互いの家を行き来したり、子供の悩みを相談したりされたり。この年で友達増えると思ってなかったですが、増えました。これは嬉しい。

 

よそのお子さんがかわいく見える

前は全般的に子供って苦手だったんですよね。なんかうるさいし。でも今はかわいく見えます。「あー、はいはい。うちの子もあんな時期あったな」的なやつです。なんならよその子が困ってそうだったら助けてあげたくてウズウズするし、のど渇いてそうならジュース買ってあげたくなります。(単におばさん化しているだけか?)

 

世の中の関心事が増える

多分子供いなかったら、少子化対策とかわりとどうでもいいと思ってたはず。温暖化とかも別にそんなに気にならなかったかな。子供がいるからこそ、興味関心がわくってこと、けっこうあると思います。

 

笑顔が増える

子供って突拍子もないこと言ったり、やったりしますからね。びっくりしてもう笑っちゃいます。このあいだは家の中で子供が水筒トラップをしかけていて、私、それにまんまと引っかかりました。一体何やってるの?わけわかんなくて大笑いでした。

 

仕事で残業しても、帰宅後気持ちを上手に切り替えられるようになった

以前は残業して帰ったら、なんだか気持ちがやさぐれてしまって、もう遅い時間なのに、そこから缶ビール飲み始めてグダグダしたりしてしまってたんですよね。

でも、今は違います。

帰宅して、ふと見ると、小1になったばかりの子供が、学校で「く」をいっぱい書いて花丸もらってきたプリントが置いてあったりするんですよね。

 

 

微笑ましいというか、癒やされます。「この子も慣れない小学校で頑張ってるんだなぁ。よっしゃ、私も頑張るか」みたいな気持ちになります。独身の時とは違って、家に着いたら気持ちを切り替える、ということが子供のお陰で上手にできるようになったと思います。

 

難しいことで悩まなくなった

「自分は何のために生きているのか」「どこから来て、どこへゆくのか」みたいな哲学的な問いを、以前はしばしば考えていたのですよ。子供が生まれてからはね、まったく考えなくなりました。なぜなら、忙しいから。余計なこと考えてたのは時間がありあまっていたせいだな、と今になって思います。

 

よく幸せを感じるようになった

幸せを感じる頻度が確実に上がったような気がします。「あ、これが幸せなんだな」って思うことが一人の時より、夫と二人暮らしの時より、めちゃ増えました。

 

例えばですね、子供がとんでもない寝相で寝ているのを見るだけで、言いようのない気持ちがこみ上げてくるんです。子供が、何の苦労もなく、こうしてぐっすり眠っていられる環境を私は提供してあげられているんだと思ったら、嬉しさと、誇らしさと、満足と、そうした感情が入り交じって、「幸せ」と思ったりします。ちょっと、夫の寝顔ではそれはあんまり感じないですね。自分で育ててないからでしょうかね。

 

多分、ペットを飼っている人は同じように思われたこと、あるんじゃないですか?私、ペット飼ったことないので、わからないですけども、多分それとおんなじです。

 

 

多分今すぐ死ぬことになっても後悔はない

私、子供が生まれる前は、「年取ったときに後悔しそうだな」と思っていたんですよ。「やり残したことがある」または「やるべきことを充分にやらなかった」と少し後ろ髪引かれつつ死ぬんだろうな、と思っていたんです。

今はね、例え次の瞬間心臓発作で死んだとしても、特に後悔はないです。やり遂げた感があります。そのくらい今を全力で生きている、と言いきれます。

多分子育てじゃなくても、仕事でも趣味でも、全力投球できた経験があれば、そう思えるのかなと思うんです。でも、私は仕事も趣味も中途半端でした。

子育てくらいですね。こんなに全力で取り組んだの。取り組まざるを得なかった、という言い方もありますけど。どっちにしろ、結果は同じですからね。いいの、いいの。

 

 

 

【デメリット】

子供によって難易度が違う

子供によって育てる難易度が変わってきます。

 

例えば、普通の子の育て方難易度が1だとするじゃないですか。すると、難易度0.5の子も少ないけど存在するんですよ。言われなくても勉強して難関大学入っちゃう子みたいなタイプです。逆に障害があったりして、難易度1.5とかそれ以上になる子もいるわけです。

 

子供3人いたとして、全員が難易度0.5だとすると、0.5×3=1.5。この場合、実際の子育て負荷は1.5人分なので、存外楽できます。

 

一方で、全員が難易度1.5の子達だと、1.5×3=4.5。うちは3人とも発達特性があるので、このパターンですね。産んだのは3人だけだと思ったら、実際は4.5人分の子育て負荷がかかっていることになるわけで、しんどいんです。

 

で、こればっかりは生まれてみないとわからないし、育ててみないとわからない。この不確か性は正直リスク以外の何物でもないです。

 

(ところで最近、お子さんが軽度知的障害を持っていることに対し、「これも人生のスパイスのようなもの」とおっしゃっている方をネットでお見かけしました。正直、そこまでの域には達していない未熟者の私であります。)

 

自分の時間は工夫してひねり出す必要がある

子供いる人みんな感じていることだと思うんですが、自分の時間は圧倒的に減ります。自分の時間を自分に使う代わりに、他人(子供)に使っているわけですからね。滅私奉公ならぬ、滅私奉「子」ですね。

 

夫婦仲、悪くなりがち

子供がいると、体力的にも精神的にも余裕がなくなっちゃうのが悪いと思うんですよね。余裕がなくなると、どうしても不機嫌になったり、他人のアラが気になったり、しちゃいますから。あと教育方針でもめるとかもあるあるです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

ネットで見かけた意見を拝借して恐縮ですが、「子育ては、最大のエンターテイメント」という考えをされている方がいらっしゃいました。

 

これに対して、確かにそうかもしれないなぁ、と思う私です。最大かどうかはわかりませんが。子育てのことでうつになっちゃうくらいの気苦労もあるんだけども、一方で確かな楽しみもあります。なんだかんだ言いましたが、確かに、こんなにコンテンツが充実していて長期で楽しめるエンタメってなかなかないかも、と思うのでした。(もちろん異論は受け入れます。)

 

 

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以上、

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

 

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