こんにちは。ぱなしのお玲です。
子供が「また来たい!」と夢中になった長門湯本温泉。
気になって、帰宅してから調べてみたら・・・という話の続きです。
【子供大喜び】山口県の長門湯本温泉に泊まってきました! - うつと発達障害の子3人を抱えても、私は楽しく生きていく。
私は、長門湯本温泉街再生ストーリーに興味がある。 - うつと発達障害の子3人を抱えても、私は楽しく生きていく。
「長門湯本温泉観光まちづくり計画」という、行政の策定した資料を読んでみました。私、普段はこんなの読まないんですけどもね、意外と面白かったです。(今回の内容は、この計画書からの引用となります。)
こちらに書かれていることをざっくりまとめると、
目標:
人気温泉地ランキングで10位以内に入ること
(ちなみに2015年は、86位)
そのために、色々やっていくよ、という内容ですね。
人気温泉地ランキングなんてあるんですね!
せっかくなので、ベスト10をご紹介したいと思います(2015年版です)。
- 草津温泉(群馬県)
- 湯布院温泉(大分県)
- 下呂温泉(岐阜県)
- 別府温泉(大分県)
- 有馬温泉(兵庫県)
- 登別温泉(北海道)
- 黒川温泉(熊本県)
- 指宿温泉(鹿児島県)
- 道後温泉(愛媛県)
- 城崎温泉(兵庫県)
ふーん、みんな聞いたことある温泉ですね。
こういう人気温泉を分析すると、3つに分けられるそうなんです。
◆タイプ1:自然から与えられた圧倒的な温泉資源を持つ温泉地
温泉自体に特徴(圧倒的な湯量や、豊富な泉質のバリエーション、湯畑・地獄谷など温泉の迫力を感じることができる資源、砂蒸し風呂等の特殊な自然条件)を持つ温泉地。
◆タイプ2:歴史資源で人が集まる温泉
温泉に加えて、名所となるような歴史的な資源を持っており、温泉+観光での集客が可能な温泉地。
◆タイプ3:自然を生かした魅力的な温泉街をもつ温泉地
(由布院温泉・有馬温泉・黒川温泉・城崎温泉・伊香保温泉・玉造温泉など)
温泉街の空間が一体で魅了的な空間となることにより、独自の魅力を持つ温泉地。
タイプ1と2は、天賦の才みたいなもので、後天的に獲得するのは難しい。
だったら、魅力的な温泉街に生まれ変わって、タイプ3に入るしかないんでねーの、という結論に至るのですね。
魅力的な温泉街に必要な要素は、この6つ。
- 風呂(外湯)
- そぞろ歩き(回遊性)
- 食べ歩き
- 絵になる場所
- 文化体験
- 休む、佇む空間
これを演出していきましょう、ということなんですね。
いや、面白いですよ。温泉もしくは温泉街について、こんなに深く考えたことなかったですからねぇ。
私が有名どころで行ったことがあるのは、登別温泉、箱根温泉、くらいなのかな?だからタイプ1だけが、「温泉」のイメージなのでした。煙がモクモクして、硫黄の匂いが辺り一面立ちこめている、みたいなところですよ。
今回初めてタイプ3の温泉を訪れてみたのですが、こういうところの方が、子供と行くには楽しいのかもしれないですねぇ。新たな発見です。
私は今回、長門湯本温泉街では
- 風呂(外湯)←した(玉仙閣に一泊)
- そぞろ歩き(回遊性)←した
- 食べ歩き←した(さくら食堂で夕飯食べた)
- 絵になる場所←行った(竹林の階段とか)
- 文化体験
- 休む、佇む空間←行った(手湯足湯)
なので、6つの要素コンプリートまであと1つでしたね。
こういう目線で考えることって、次の旅行を考える上で、いいヒントになりそうですね。
以上、
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
いつも感謝です(人•ᴗ•♡)