こんにちは。ぱなしのお玲です。
今日は、私の話ではありません。同じく発達障害の子を持つ職場の同僚、Mの話です。Mとは、Mが出社する際には一緒にランチをする仲です。ひょんなことから、お互い発達障害の子を育てていることが分かり、愚痴を言い合ったり、仲良くさせてもらっています。
さて、ある日のこと。一緒にランチを取っておりますと、Mが電話のために中座しました。あらあら、学校からの呼び出しかしら?戻ってくると、Mは「病院と、予約の電話してました」と言います。なんでも、全身麻酔でやる、子供の虫歯治療の予約をしていたんだとか。
全身麻酔!?なんだか大事(おおごと)ですね。
詳しく聞いてみると、かかりつけの歯医者さんで、どうしても歯の治療ができなかったんだそう。それで、心身障害者を受け入れている、口腔保健センターに予約して、一度全身麻酔をかけて、悪いところはガッツリ治療をしてしまって、予後をかかりつけ医で診てもらう、という感じにしましょうか、ということになったんだそう。
どうもですね、子供が歯医者の中に入ること自体を嫌がったり、お口の中は見せてくれても、治療となるとダメだったり、ということが続いていて困っていたんだそうです。え、それは大変だ。
まぁ、虫歯の治療は大人でも嫌ですよね。キュイーーーンってすごい音がするし。普通のお子さんだって嫌ですよね。いわんや、発達障害児をや。
Mは、かかりつけ医を決めるときに、ホームページを見て、「笑気吸入鎮静器を導入しています」って書いていたから、そこを選んだらしいんですよ。なのに、使ってくれなかった、って愚痴っていました。確かに。素人ながら「今使わずに、いつ使うのだ」というシチュエーションかなと思いました。
Mがポツリと「本当、この大変さがいつまで続くのかな、って思います」と漏らしたのが、すごく印象的でした。わかる。わかるよ。子育てって、それだけで大変なんですよ。それが、発達障害児だとその大変さが何倍にも増すんですよね。
定型のお子さんが、普通に何回か歯医者に通って終わらせる虫歯治療。それを何度も何度もかかりつけ医に通院しては、結局、治療もできずに「今日も空振りか」と失意のまま帰宅する日々。それで、予約して何ヶ月も待って、専門の病院で、全身麻酔で治療しなければならないのです。想像するだけでしんどいですよ。
うちの子は、今のところ虫歯がないので、そういうことを考えたこともありませんでした。虫歯ができたら、うちの子も同じパターンをたどるのでしょうか。。。
そんなわけで、今日は、発達障害児の育児っていちいち大変なのよー、という話でした。
以上、
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
いつも感謝です(*˘︶˘人)