自分の状態を正確にドクターに伝えることの難しさ - うつと発達障害の子3人を抱えても、私は楽しく生きていく。

こんにちは。うつと3人の子供を持つ女、ぱなしのお玲です。

カウンセリングのイラスト（男性医師）

今日は、診察時に自分の状態を正確に主治医に伝えるのって、難しくないですか、という話をします。

つい先日、抗うつ剤が増量になったんですけど、なんと最初は減薬の話が出ていたんですよ。えー！？ですよね。先生が、前の受診から2ヶ月経ちますけど、調子どうですかー？って聞くじゃないですか。私はそんなに変化がなかったから、変わらないですねーと答えました。すると、ちょっとお薬減らしてみますか？という話になったんです。私がそれはちょっと抵抗ありますね、と反対して、まぁ、じゃあこのままの薬で行きますか、と次の受診日も決めたんです。

その後で、私がちょっと症状ではないとは思うんですけど2－3気になることがあって、と話し出して、心底悩んでるというわけではないんだけど、いわゆるちょっとした困りごとを相談してみたのです。

うつで体力が落ちちゃって、横になる時間が多いこと。
今の体重は過去最大であること。
仕事でマニュアルの読み飛ばしが多くて困っていること。ADHD的なところが出ていると思うので、薬を飲んで良くなるんだったら試してみたいこと。
職場にいると、口が渇くので良く水を飲むこと。
仕事しながら、またミスをしてやしないかと緊張感や不安感があること。

これらは自分から全部言ったというより、先生との会話の中で引き出されたものも含んでいます。先生、漫才みたいに、私が言うこと全部拾って「それはうつの症状かもしれないですねー」と合いの手を入れるので、ちょっと笑っちゃったというか、え、じゃあもっと話したろ、これならどうや、これもうつの症状なんかーい、みたいな感じでトークが盛り上がったというかですね。こんな感じです。

私「うつで休職中に体力が落ちてしまったみたいで、帰宅後は横になる時間が増えちゃったんですよね。」

↓

先生「疲れやすい。それはうつの症状かもしれないですねー。」

私「薬の副作用だと思うんですけど、職場にいると喉が渇くから、めっちゃ水飲んでるんですよ」

↓

先生「緊張して喉が渇く。それはうつの症状かもしれないですねー。」

私「私のADHD的なところだと思うんですけど、仕事でマニュアルの読み飛ばしがあって、5つのTo Doがあったら、4つまではできても1つは抜け漏れがあって、困ってるんですよ」

↓

先生「思考力の低下。それはADHDというよりも、うつの症状かもしれないですねー。」

先生、「それはうつの症状かもしれないですねー。」って言いたいだけやろ！と心の中でツッコミました。（先生は真剣に診察していただけです）なんていうか、こんな感じで場があったまってきたら、私もしゃべれるんですけど、最初からそんなノリでは話せないじゃないですか。5分診療だから、時間も気になるし。

だから、なんていうか、先生と雑談できるくらいの心の距離感って必要だな、と思ったです。先生とだいぶ心の距離感あると、ちょっとこんなこと先生にはどうでもいいかな、と萎縮しちゃって話し出せないことって、あるじゃないですか。そこを切り出すのが必要なんだなというか、そういう些末なことに見えることが、精神科受診では案外重要な情報だったりするんだな、と今回のことで思い知りましたね。次回以降の診察に活かしていきたいと思います。