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福岡市科学館の「動くゴッホ展」に行ってきました!

こんにちは。ぱなしのお玲です。

 

福岡市科学館に行きましたら、3Fで「動くゴッホ展」が開催されていまして、見てきました。(ちなみに、障害者手帳を使って、通常1,500円のところタダで入場しました)

 

公式HPより画像お借りしています。

 

動く?ゴッホ

まず、「動く」というのはなんぞや、というところの説明なんですが、コンピューターグラフィックス技術を使って、絵が本当に動くのですよね。まったく新しい絵画鑑賞体験でした。

 

肖像画が瞬きしたり、空が渦を巻いたり、糸杉の木が3Dで立体的になったりします。

 

こういうの、「デジタルファインアート」と呼ばれていて、すでに芸術表現ジャンルとして世界的に確立されているんだそうですよ。まったく知りませんでした。

 

本当に物体の絵として飾られているのは数点のみで、残りはデジタルで映し出されているものを鑑賞します。一定の間隔で次の絵に切り替わるので、これは、省スペース。私達も広く歩き回らなくて良いので、楽と言えば楽です。

 

 

作品について

作品の話をしますと、ゴッホと言えば『ひまわり』くらいしか知りませんで、「明るい黄色」がゴッホのイメージだったのですね。

ひまわりのイメージ。

 

でも初期の頃の作品は、意外にずいぶんと暗い色調でした。

 

こんなのとか

 

それが、印象派との交流や、日本の浮世絵との出会いで、色調がグッと明るく変わるのですね。すごく印象派っぽいというか、点描っぽい作品もあって、「へぇ」と思いました。

 

 

ゴッホは筆が速かったみたいで、10年間で約2,000点の作品を残しているんだそうです。ということは、1年で200点。2日で1作品作ったくらいのペースと考えると、すごさがわかりますね。

 

確かに、1つ1つが緻密、という感じではないです。筆に勢いがあるといいますか。

 

 

印象に残ったエピソード

それではここで、私が「動くゴッホ展」で知ったエピソードの中で、心に残ったのを3つ紹介しますね。

 

BEST1

未亡人となった従姉のケーと相思相愛だと思い込み求婚。拒絶されるも後を追って実家にまで押しかけ、ランプの炎に指をいれ「耐えていられる間だけでも会わせて欲しい」と強迫まがいの行動に出るが、彼女の両親に追い払われる。

 

 

ゴッホ、やべー奴だとは思っていましたが、想像の上を行くヤバさ。

これは、どん引き。超絶キモくないですか。

なんなの、火に指を突っ込んで「耐えていられる間だけでも会わせてくれ」って。

私、びっくりです。恐怖しかない。

 

 

 

BEST2

約2,000点作品を残すも、生きている間に売れたのは1つだけ。

それがこの、『赤いブドウ畑』。

 

これは、かわいそう。えー、けっこう私好きな絵とかありますけどね。『夜のカフェテラス』とか、『ローヌ川の星月夜』なんかも素敵だと思うんですけどねぇ。

 

でも、確かにさっきのエピソードからすると、下手に褒めたり絵を買ったりしたら、いったいどうなるかわからないというところはありますね。絶対ストーカーになりそう。やっぱり買うのはやめておくか。

 

 

 

BEST3

画廊に勤めていた弟のテオは、兄の絵が売れたときは喜んで、画廊の取り分を差し引かずに全額ゴッホに送金した。

 

 

 

テオがね、むちゃくちゃいいやつなんですよ。うちの子たちも、テオみたいに兄弟想いであれ、と思います。(うちはケンカしかしません)よくも、こんなに支えたなぁ、と思うくらいです。テオまじいいやつ。

 

 

そんなわけで、福岡市周辺にお住まいの方は一度、お越しになってみてはいかがでしょうか。

 

注意ですが、福岡市科学館には、駐車場がありません。車の方は、近くのコインパーキングをご利用ください。うちは、1日最大料金が800円のところに停めました。

 

あと、6Fプラネタリウムで「ゴッホが描いた星空」という関連プログラムもやってましたよ。興味のある方は是非。

 

私は、見てきたんですが、眠くて眠くて、ほぼ聞いていなかったので何もお伝え出来ません。旅行中って疲れちゃって、暗くてリクライニング倒したらもう眠くなっちゃいますよねー。しょうがない。

 

 

以上、

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

いつも感謝です(人•ᴗ•♡)