こんにちは。ぱなしのお玲です。
「『発達障害の人は生きづらい』と言うが、何が具体的に生きづらさをもたらしているのか」について、昨日は次の2点お話ししました。
- 発達障害だと、複数の障害を持っているのが一般的
- 障害の攻略難易度の高さ
今日はその続きです。
第三に、障害による苦しみが他人から理解されにくいことを挙げます。
恐らくブログの読者からすると私は「課長の件をいつまでも気にしている人」です。
でも本人の体験としては、
- 気にしたくて気にしているわけではない
- 理性では終わったと分かっている
- それでも頭の中でおじさんの騒ぎが止まらない
なんです。
課長からしたら、
- 説明した
- 話し合った
- 結論も出た
なので、「まだその話?」となるのは当たり前です。
一方で本人からすると
- 私も終わらせたい
- でもおじさんが頭の中で主張し続ける
なんですよ。
この感覚は、経験がない人には想像しにくいだろうな、というのはわかります。結局、精神障害は脳の障害なので、「困りごとの中身が見えにくい」んですよ。
例えば、
- 身体障害で、車いすが必要
- 聴覚障害で、補聴器が必要
ならば、困難が比較的見えやすいですよね。
しかし、
- 頭の中で反芻が止まらない
- 不公平感が何週間も残る
- 理性と感情が一致しない
というのは、外からは見えません。だから誤解も受けやすくて当然です。
第四に、合理的配慮の提供には限りがあるということです。
合理的配慮とは「障害によって生じる不利益を軽減するために、事業者が過重な負担にならない範囲で行う調整」のことです。
私としては、「頑固一徹おじさん」は障害特性による負担でしかないです。実際大変なんですよ。おじさんが大騒ぎしている中で仕事をするのは。
そして、「自分の繁忙日を意識して、予定を立てるときにはなるべくその日は避けて休みを取るようにしてね。」と課長が言うのは、特に過重な負担という感じでもない。
課長の考えとは異なるものの、別の角度から見たらちゃんと筋も通っています。
私としては「合理的配慮としてそのくらい、言ってくれてもいいんじゃないの?」となりますよね?
しかし、今回のおじさんの要望は本人に対する配慮ではなく、「課長が派遣の人に対してどう説明するか」です。
つまり、本人の作業環境を調整するという話ではなく、第三者への労務管理に関するものであり、それは合理的配慮としては、少し距離がありますよね。
だから恐らく、これを合理的配慮として提供しなかった課長は、法的には何の問題もないはずです。
本人としては、
派遣社員が繁忙日に気軽に休む
↓
自分の業務負担が増える
↓
ASD特性により不公平感やストレスが強くなる
↓
障害特性による困難が生じる
という流れなので、第三者に対する労務管理かもしれないけど、障害特性への対応として言ってほしかったんです。
しかし、課長の立場からすると、
- 年休は権利である
- 理由を問わず取得できる
- 管理職が「繁忙日は避けて」と圧力をかけるのは慎重であるべき
という考えなので、「それは言えない」となるのも理解できます。
つまり、
- 課長が変わる見込みはない。
- 派遣の人が変わる見込みもない。
- 合理的配慮として認められる可能性も低い。
- おじさんがいつまでも騒ぎ続ける。
という現状です。
まぁ、いわゆる「詰んだ」ってやつです。そういう状況で私に残されたのが、もう「バナナの皮大作戦」であるということですね。
いやはや、発達障害は本当に生きづらいです。
以上、
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
いつも感謝です(人•ᴗ•♡)