こんにちは。ぱなしのお玲です。
この間、ASD女性の擬態の話をしたんですが。
私は擬態ができないというか、むしろ擬態とは真逆のことをやっていることに気がついたので、今日はその話をしますね。
擬態について改めて簡単に説明しますと、自分の特性や苦手さを隠し、周囲の「普通」や社会の期待に無理に合わせるために行う、カモフラージュ(社会的適応)のことです。
ASDの生存戦略である一方、常に自分を偽り、周囲に溶け込むために膨大なエネルギーを費やす必要があるため、二次障害につながりやすいです。
特にASD女性はやりがちらしいのですが、私もASD女性のはずなのに全然できてないです。更に言えば、むしろ正反対のことをしちゃっているのですよ。
先日のブログでは、
- おかしな言葉を使いがち
- 職場でタメ口が出がち
という私の会社での特徴についてお話ししましたが、よく考えたらまだまだありました!
例えばですが、職場での返事って普通は「はい」だと思うんです。私、「ほーい」って言っちゃったりしますね。
・・・わかります、どん引きですよね?お前は、社会人舐めてんのかと(しかもかなり堅い業種なんです。)
いやいや、待ってください。
よく考えると、これはこれで、私の生存戦略なんじゃないかと思っているんですよ。
つまり、名付けて「擬態の向こう側」大作戦です。
能力の高いASD女性は、擬態することで社会適応を図る。でも、私は恐縮ですが、かなりポンコツのASD女性なんですよ。擬態が難しくてできません!
擬態ができないのならば、もういっそ開き直って、自分が「ヤベーやつ」であるという事実を、普段から猛烈にアピールしておくのはどうだろうか?
そして、実際に何かあったときには、慈悲深い人に助けてもらおう。
それが、「擬態の向こう側」大作戦です。

つまり、
擬態=「普通じゃない」ところを、ひたすら隠す
擬態の向こう側=「普通じゃない」ところを、むしろどんどん出す
という違いですね。
だから、「あえてのタメ口」であり、「あえてのほーい」なのです・・・!
まぁ、そんなに計算しているわけでなく、隠せないので変なところがあふれ出てくるだけなんですけどね。ハハハハ
あの、片足ない人に、誰も「走れ」とは言わないじゃないですか。
inappropriateだし(①)、
能力的にも無理だから(②)です。
それと同じで、「こいつは普通じゃないな」というのが分かれば、誰も能力的に無理なことは言わないんじゃないかと期待しているんですよね。
でも、こちらが隠してたら、相手はわからないじゃないですか。
だから、出す。
どんどん、出す。
相手がわかるまで、とことん出す。
もはや露出狂です。
障害者手帳を持つメリットと言えば、障害者雇用で障害をオープンにしていると、①②が同時に伝わりやすいことです。
一般雇用でもいいんですけども、なかなか難しい。
②の能力的に無理なことは伝わっても、いいからやれ(給料もらってんだろ)という理屈になりやすいです。
①の「それはappropriateじゃないよ?」というのが伝わりづらいんですよね。だから、手帳を取ってあげた方が、向こうは理解しやすいんだと思います。
ただ、発達障害も人それぞれですから。
擬態作戦が合う人と、擬態の向こう側作戦の方が合う人と、どちらもいるんだと思います。
特に強い困り感がなければ、そのまま擬態作戦でもよろしいんじゃないかと思いますよ。
私は能力的に擬態の向こう側作戦しかできないので、それでやらしていただいていますが、めっちゃ快適です。
だから、今まで擬態作戦しか知らなかったという方、そしてそれによる弊害を感じている方に、「別の作戦もあるよ?」ということが伝わればいいかな~と思って書きました。
以上、
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
いつも感謝です(人•ᴗ•♡)