うつと発達障害の子3人を抱えても、私は楽しく生きていく。

ほぼ毎日更新。プロフィールは「このブログについて」でご覧いただけます。

当ブログはGoogle AdSense、アフィリエイト広告を利用しています

発達障害の多様性と理解

こんにちは。ぱなしのお玲です。

 

定型発達と発達障害について、色々と考察しています。現段階の私の理解をまとめておこうと思います。

 

まず、前提として、発達障害的な特性(こだわりが強い、人付き合いが苦手、集中の波が大きいなど)というのは、誰でも持っています。ただし、そこには程度の差があって、特性が濃い人もいれば、薄い人もいます。

 

図にするとこんな感じ。

 

 

 

「こんなことで困っているんです」と訴えると、よく「そういう特性は私もあるよ」と言われちゃってモヤモヤすることあるじゃないですか。それってこういうことなんですよね。

 

当たり前なんですよ。程度の差はあっても誰にでも見られることなんですから。

 

ただ、どの程度困っているんですか?というのが重要で、発達障害「障害レベルで」本当に困り感を抱えているんですよ。

 

「目が悪い」と言っても、視力0.9の人と、視力0.05の人では、裸眼での日常生活の困り方がまったく違いますよね。そういうことなんです。

 

更に言うと、日中はいいんだけども、暗くなると見えづらいとか、そういう環境要因もありますよね。

 

この仕事は困り感が強いけども、あの仕事だったら意外とできる、ということもあるんです。

 

 

 

 

一方で、脳科学的にASDADHDの人の脳は、

  • 神経ネットワークのつながり方(特に前頭葉や感覚処理のネットワーク)

  • ドーパミンなどの神経伝達物質の働き方

  • 感覚情報の処理スピードや優先順位づけ

などが、定型発達の人とは構造的・機能的に異なることがわかっています。

 

さっきの特性の濃さはわりとぼんやりとした感覚的なことだったと思うんですけども、脳については、明確で決定的な違いがあると思っているんですよね。

 

つまり、

①特性の濃さ 

②脳のタイプ

この2つのかけ合わせで、その人の立ち位置が決まると思っています。

 

それを図にすると、こうです。

 

 

 

 

私は先天的に発達障害的な脳の構造を持ち、困り感も感じていますから、発達障害として診断されたということだと理解しています。

 

こういう多様性があるのが発達障害界隈なので、けっこう理解が難しいみたいなんですよね。

 

x見ていると、それぞれ発言者のマトリクス理解度も立ち位置も異なるので、議論が荒れるというか、話が噛み合わないというか。

 

ただ、いろんな意見が聞けることは確かなので、どんどん私の発達障害理解が深まっていきます。面白いです。

 

 

 

以上、

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

いつも感謝です(人•ᴗ•♡)