うつと発達障害の子3人を抱えても、私は楽しく生きていく。

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『発達障害の僕らが生き抜くための「紙1枚」仕事術』読了。

こんにちは。ぱなしのお玲です。

 

発達障害者向け仕事術の本を1冊読み終わりました。発達障害の僕らが生き抜くための「紙1枚」仕事術』という、小鳥遊さんの本です。

 

先日参加した小鳥遊さんのセミナーの内容が、まとまっています。

panashinoorei.com

 

「紙1枚」とは、ざっくり言うと、仕事のTO DOリストに、着手日、締め日、ボールを持っているのは誰かなどのいくつかの項目を加えたものです。

 

これを活用することで、小鳥遊さんが「仕事の出来ない人」から脱却して、今やフリーランスとして働き方を変えるまでに至ったという「紙1枚」仕事術。

 

確かに、言っていることは間違っていないし、分かりやすいし、良いと思いますよ?

 

ただ、うーん、万人受けするかと言えば、それは疑問です。というのも、これを使うような仕事は、わりと高度で複雑なものであり、一般的な発達障害が就労する機会は少ないと見込まれるためです。

 

イラストが可愛い。

 

例えばですね、これを使うと想定されている場面は次のようなものです。

 

「7/26にSB商事への新サービスのプレゼンテーションをするんだが、君に頼みたいと思っている。同期の嵯峨君が7/16の午後空いているそうだから、その時間で彼と打ち合わせをして、それをもとに小鳥遊君がパワーポイントのプレゼン資料を作って、7/22の部署定例会議で疑似プレゼンをして本番のプレゼンに挑んでくれないかな。」

 

これを「紙一枚」にまとめると、

タスクは「SB商事へプレゼンテーションを行う」。

サブタスクは下記となります。

  • 嵯峨君とプレゼン資料作成について打ち合わせ
  • プレゼン資料原案を作成
  • 嵯峨君にプレゼン資料チェックのお願い
  • 嵯峨君からプレゼン資料についてフィードバックを受ける
  • フィードバック内容の反映
  • プレゼンの練習
  • 部長定例会議で疑似プレゼン
  • 会議で出た修正意見の反映
  • プレゼンの練習
  • SB商事でプレゼンをする

 

どうですか。複数人と連携しつつ進めていくような、こんな高度な仕事、今までにやった試しがありません。

 

大体、私がやってきた事務はルーティンワークが主体でした。毎日、毎月、同じようなことの繰り返しです。こんなタスク管理などしなくても、やれちゃうんですよね。

 

だから、小鳥遊さんが「タスク管理」推しならば、私は「マニュアル作成」推し。「ルーティンワークはマニュアルを作って乗り切れ!」というのを提唱したいと思います。

 

今の仕事でも自分のマニュアル作っているのですが、すごくいいです。これなしには仕事が出来ません。

 

すぐ忘れちゃう残念な脳みそですけども、マニュアルに書くことで抜け漏れを防ぐことが可能なため、いつも一定の仕事の品質を確保することが出来ます。

 

さらに、ミスが発生したときにその原因が「マニュアルに書いていなかったから」ならば、自分のせいではなく、マニュアルのせいにできるのもポイントです。

 

マニュアルを修正すればいいだけなので、ミスの原因追及と改善がすぐに可能というのはいいですよ。

 

ミスが発生したときに、「自責の念」よりも「仕組みの改善」の方が、よっぽど有益で心の健康にいいのは、経験則でわかっています。

 

私が仕事術の本を出すなら、何でもマニュアル化するやり方だな・・・と思いながら読みました。

 

ただし、仕事には使えなくても、別の場面で使えそうではあります。とにかく段取りの本ですので、段取りについての簡単なやり方を習得したい、という方におすすめの本です。非常に読みやすくて、いいと思いますよ。

 

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以上、

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

いつも感謝です(人•ᴗ•♡)