こんにちは。ぱなしのお玲です。
昨日、同期の女の子とランチを一緒に食べたんですけども、なかなかハードな毎日を送っている様子。もう勤務して1週間経ちましたけども、全然業務を教えてもらっていないんだそうです。
ひょえ~~。
まぁ、配属先を見て「忙しそうな部署に配属になったんだな」とは思ったんですよ。実際本当に多忙を極めるところらしくてですね。
誰も、教える余裕がないみたい。
「何かお手伝いできることありませんか?」って何人かをつかまえて聞いたそうなんですよ。しかし、返事は決まって「ごめんね、忙しすぎて仕事をふる余裕ないんだ」だったみたいで。それで、電話の交換手の仕事と、あと電話が鳴らないときは大人しく商品パンフレットを読んでいるんだそう。
明確に、「あなたの教育係はこの人」というのが決まっていないみたいなんですよ。あー、そういうの、困りますよね~。
一方私は、そこまで忙しくもなく、かといって暇すぎるわけでもなく、ちょうどいい業務量でゆるゆるやっています。
教育係の人に少しずつ業務をおろしてもらっているから、一気にあれもこれもと詰め込まれることもなく、余裕を持ってついていけています。
同期の子と比べると、待遇がまさに天国。どうも、すみません。
これは、二人の運の違いというよりも、明らかに私の「障害者雇用」の力ですよね。
あんまりハードなところには配置されないんじゃないかな、と思っています。周りが私に配慮できないような多忙すぎる環境には、そもそも配属されないのでしょう。
こういうとき、手帳のパワーを感じますね。ありがたや、ありがたや。
そしてこれこそが、私が求めていた合理的配慮です!
私、そこまで大げさな配慮は必要とはしないんですけども、人よりもちょっとだけ気遣ってもらえる、そういう「優しい世界」を求めていたんですよねぇ。
ほんのちょっと、優遇してもらえます。こちらとしても、そこまで過剰な配慮は求めません。ただ、そのほんのちょっとが大きな違いを生むんです。
障害者雇用は、少しだけ優遇してもらえるパスポート。
1週間、障害者雇用で働いてみた、今のところの総括です。
ただ、中にはもっともっと配慮が必要な人もいるじゃないですか。そういう人には、このポジションは無理だと思います。
例えば、車いすが通る物理的なスペースが必要な人には、無理でしょう(狭いので)。
「作業手順やルールを紙やメールで具体的に示してほしい」という人にも無理ですね(有効なマニュアルがなく、指示は口頭のみです)。
だから、先ほどの「障害者雇用は、少しだけ優遇してもらえるパスポート」というのは、裏を返せば、「少しの優遇(気遣い)だけで、対応できる人向け」とも言えますね。
恐らく、そういう「一般雇用でもなんとか10年くらいも働けますけども、もうちょっと楽に生きられる環境を求めて障害者雇用に転換しました」という私みたいな人が障害者雇用枠で採用されやすいんだと思います。
まだ1週間目ではありますが、なんとなく、障害者雇用が分かってきたような気がします。
以上、
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
いつも感謝です(人•ᴗ•♡)