うつと発達障害の子3人を抱えても、私は楽しく生きていく。

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3割余裕をつくるライフハック(発達凸凹子育て編)②〈全7回〉

こんにちは。ぱなしのお玲です。

フルタイムのワーキングマザーで、小学生と未就学の子供が3人います。

そのうち息子2人は発達障害ADHD/ASD)と診断されました。

残る娘も発達の特性があり、受診を予定中。

ついでに私も発達特性ありで、かつ、1年ほど前にうつ病を発症しました。

そんなハードモード人生ですが、まだまだコッカラッス!と思っている人間です。

 

 

さて、前回の続きです。

 

panashinoorei.hatenablog.com

 

 

やること2. 薬の服用

子供が落ち着いてくれると、親の私にも余裕が生まれます。

なので、薬を服用させることにしました。

長男はADHDの症状軽減のため、毎朝コンサータ18mgを服用しています。

コンサータは脳の中枢神経に作用する「中枢神経刺激薬」の一種』

神経伝達物質の一つであるドーパミンの働きを活発にさせる作用』があり、

『このドーパミンへの作用が、ADHDの症状抑制に関連しているのではないかと考えられています』

『図解 よくわかる大人のADHD』 榊原洋一、高山恵子著

 

コンサータは子供のADHDの7~8割に効果があるとのこと。

飲んでから約12時間効果が持続し、副作用は頭痛、腹痛、食欲不振、吐き気、体重減少、不眠などです。

服用して良かった点は本人曰く、「意外と落ち着けるようになった」「教室の外には出なくなった」だそうです。

親の目から見ても、薬を飲んでいるときと飲んでいないときでは全然違います。

いつもより大人しくなるからです。

大人しい、というのは突然奇声を上げたり、いきなりピョンピョン飛び跳ねたり、兄弟にウザがらみして喧嘩に発展したりすることが少なくなる、というという意味です。

お友達とのトラブルも目に見えて減りました。

副作用としては、頭痛と食欲低下で、給食を一口も取れないときが月に何度かあります

お昼ご飯が食べられないのは子供の成長には良くないのですが、天秤にかけるとそれでもメリットの効果の方が大きいと思えるので、服用を続けています。

心配ではありますが、朝晩はしっかり食べられているからまぁ、いいか。と自分に言い聞かせています。

それと、週末など特に薬がなくてもいい日には服用しないことでバランスを取っています。

子供のADHDの薬には他にストラテラとインチュニブがあります。効き目はどちらもマイルドです。

3つの薬の説明を受けて、どれにしますか?と親の判断を聞かれました。

ちなみに先生のおすすめは、と聞くとコンサータでしたので、そのままコンサータを服用しています。

画像
長々と薬の話をしています。恐縮です。

アメリカで、ADHDと診断された子供を10年間追跡調査した結果を見ると、診断後、薬(中枢神経刺激薬)による治療を行ったグループと、薬による治療を行わなかったグループでは、

薬物療法を行ったグループの方が、併存障害を発症するリスクが低くなることが明らかにされています。

併存障害の発症リスクの数値を比較してみると、うつ病については、服薬グループの発症リスクは約3分の1に軽減させることが可能になっていたのです』

『図解 よくわかる大人のADHD』 榊原洋一、高山恵子著

 

薬による治療は症状の軽減を図るだけでなく、将来のうつ病予防にもつながっていることがわかります。

薬、使えるんだったら使った方がいいです。まじで。